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ひまりの日記

2018年04月10日 17時21分檸檬先生。

こんにちは!
ひまりですᐠ( ´ᐞ` )

今回は少し趣向を変えて昔の話をしようかなと思います!
長いのでお暇な方だけ…

中学時代、仲の良い先生がいました。年配の男性で、歯に衣着せない物言いをするのに実にさっぱりとして嫌味ないので、生徒みんなに好かれていたように思います。
そんな飄々としている先生の若かりし頃のエピソードを聞くのが特に私は好きでした。いろいろなお話を記憶していますが、中でも印象的なのが「檸檬」にまつわるエピソードです。
読書家でなくともご存知の方も多いでしょう。あの梶井基次郎の短編集の表題になっている「檸檬」のことです。
当時学生だった先生は文学青年を気取って、大阪に赴いた際に梶井基次郎の墓前に檸檬を転がして見たり、墓石を眺めながら檸檬を齧ってみたりしたそうです。

この話、先生はちゃんちゃらおかしそうに語っていましたが、私は中学を卒業してしばらく経つ今でも、不意にこの話を思い出しては「良いなぁ。」と思うのです。
私も檸檬を、あの丸善の画集の上なんかに乗せて微笑み立ち去るような学生になりたかったなぁとつくづく思います。

寺山修司の戯曲には「書を捨てよ、町へ出よう」なんてタイトルの作品がありますが、私は先生のように書を携えて町へ、あるいは旅へ出たいものです。
春ですし、本と共に何処か遠くへ足を伸ばしてみたいなぁ。
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